クライアントが求めている以上に!クリエイティブが戦略を具現化する。プランニング型クリエイティブの達人 ダブルオーワン
人を大切にする企業が、世界の工業・産業界を支えている

暮らしに役立つ、ありとあらゆるものを取り扱うホームセンター。近年はDIYへの関心も高まって、その存在は人々の生活により根付いたものになっています。
「地域密着」というカタチにこだわり続け、創業27年目を迎えたアグロの、創業者でもある社長の考え方とは?

 

対談

What's ホームセンター アグロ
-HIRO

創業のきっかけって何だったんですか?

-社長

私の実家は宍粟の田舎で、中学校の同級生は132人いました。ところがみんな都会に行って、残ったのはたった17人で……田舎の人口はどんどん減って寂れてしまってね。田舎をもっと賑やかに元気にしたい、田舎の人が喜んで貰えるお店を作りたい、と思ったのがきっかけだったんです。
と同時に、働ける場所も提供したかったんです。働きたくても働く場所がないから、みんな都会に行ってしまう訳ですよ。子供が出ていってしまうと、残された親は寂しい思いをしますしね。

-HIRO

私自身、よくアグロに行きますが、アグロは知名度も店舗数もありますよね。一代でどうやってここまで築けたんですか?

-社長

県内で13店舗と温泉が1つありますが、そんなに難しいことはやってませんよ。
私はただ、みんなに自分の生まれ育った故郷に残って、親の面倒を見て、先祖から受け継いだものや地域を守り続けて欲しいと思っているだけです。そうしないと地方の町は荒廃してしまいますから。そうした中で「ウチの町にもアグロを」というお声が地域のお客様からかかるようになって少しずつ、店舗が増えていっただけです。

安黒社長

兵庫県下店舗数No1
-HIRO

神戸に温泉施設も運営しているとお伺いしましたが。

-社長
長田区の「あぐろの湯」ですね。震災後の街を活気付けて、人々の心も体も癒される施設が欲しいということで、神戸市から当社に白羽の矢が立ったんです。温泉施設は本業ではないので、当初はやるつもりはなかったんですがね(笑)。
それが結局、病気療養に効果がある高温の湯を一発で掘り当たりしまして。
肌がツルツルになると好評ですよ。
-HIRO
……来週にでも行ってきます(笑)。どちらも「儲けるためにここにお店を作ろう」という考えは先行していないんですね。
-社長
ええ、お声がかかれば行き、そこのお役に立ちたいと考えていますから。地域の人に喜んで頂けるということが条件です。
-HIRO
そういう考え方だと、お店を存続するのは難しくないですか?
-社長

いえいえ、お声が掛かるということは「アグロが必要だ」とされている証ですからね。第一、「その地域になくてはならない店を作ろう」ということが我が社のポリシーです。地元に住んでいる社員は「ここの暮らしにはこんな商品が必要だ」ということが分かっていますから、地元の人に働いて貰うだけで、品揃えは自然と地域を反映したものになっていきます。


株式会社ホームセンターアグロ 全景
企業スタイル
企業スタイル
-HIRO

会社の方針というものはあるんでしょうか。

-社長

まず、地元を愛すること。当社は現状兵庫県外には出店するつもりはありません。自分の住む地元だからこそ、そこで長く働いて貰いたい。それが我が社にとっても社員にとっても有益だからです。

-HIRO

つまりは地元を愛する心が重要、と。

-社長

勿論、その人の能力、経験は尊重しますが、ただやっぱり、ベースにあるのは生まれ育った場所で暮らしたい、親孝行がしたい、という気持ちです。親兄弟や故郷を愛する人は、人間性豊かですからね。そういう人が私達と一緒に仕事をすれば、それは必ずお客さんに伝わるんです。
それから、特別な能力は望んでません。「これが好き」と言える人を重視しています。ペットが好きなら「ペットが好き」、インテリアが好きなら「インテリア が好き」と言えることが、その人が将来優秀になるであろうという一つの目安にしていますから。好きなことだからこそ仕事として取り組めるし、その気持ちで お客様に接していけるんです。


 

 

-HIRO

私は犬を飼っていて、よくアグロさんでドッグフードを買い込むんです。その度にわざわざ車まで運んでくれるのが、本当にありがたいなぁと思っています。

ようこそホームセンターアグロへ

お客様の喜びが我が喜び
-社長
当社は「お客様の喜びが、我が喜び」というテーマを掲げています。相手に喜んで貰えると自分も嬉しくなるという気持ちは、誰しもが生まれながらに持っているはずです。しかし、持っていることを気付かない人もいる。だから、従業員がそれに気付いてその気持ちを持てるような場面を、たくさん作るように心掛けて います。

白国さん

入社2ヶ月 砥堀店 園芸資材コーナー  白国 剛さん

以前は観葉植物のリース会社に勤めていまして、個人的に園芸関係に興味があって経験を生かせると思ったのと、地元の企業で働きたいと思ったのでこの会社に入社しました。
入社したばかりでまだまだ基本の業務を習得中ですが、売り場づくりについては上司と相談をしながら、どんどん自分の意見を聞いてもらってます。
売り場のコーナー等の季節によって売れたりする商品の置き方や並べ方に自分の裁量や感性が反映されますので、お客様が買ってくれると本当にうれしいですね。
置き方一つで売り上げが変わったりするんで責任重大ですが、「まかせてもらえる」って事にやりがいを感じますね。前の仕事ではあまり経験できなかった事なので。
この会社を応募しようと思ったのが、店舗ごとに特色があって面白そうだなって感じて応募したのですが、実際想像してたのとブレは少ないですね。
もちろん自分の意見がボツになる時もありますが、入社したての人間の意見を聞いてくれるとこなんて他にはあんまりないんじゃないですかね。



職場の魅力

-HIRO

お店に行く度、店員さんの知識の豊富さには関心させられます。

-社長

研修はよく行っています。当社は自社で研修センターを持たず、県内の公共施設をあちこち利用させて頂いてます。公共の研修センターは立派なものが多くあるのに、あま り使われていないんですよ。だから新緑の季節は山の中、冬には雪景色がキレイな場所なので景色を楽しむ事もできますよ。公共施設を使うことによって、施設の職員の方にも喜んで頂けるし、社員もその都度気分転換できるし、無駄がないんです。

-HIRO

なんだか、旅行みたいで楽しそうですね。

-社長

ええ、「研修」のイメージは面白くないと思われるようですが、毎回違う景色のいい場所で美味しいものが食べられ、実際に役立つ内容の話とくれば、みんな喜んで行きますよ(笑)。

職場の魅力

モチベーションアップには常にサプライズ
-HIRO

確かに、私も参加したいくらいです(笑)。各店舗や担当者によって、陳列などに個性は出るものなんですか?

-社長

出ますね。それでみんな、自由活発に話し合います。私もよくお店にチェックしに行ったりしますよ、予告なしで(笑)。実際にカートを押して店内を回って、 お客様目線に立って従業員にアドバイスします。その後、みんなで一緒にお昼を食べたりしてね。私の役割は、その人の持つ能力を引き出すことでもあると思っています。実際、入社3年で店長になった社員もいましたし。

-HIRO

では最後に……「ホームセンター」とは。

-社長

「衣食住」のうち、「住」に関するあらゆるものを扱うのがホームセンターですが、当社は何でもかんでも安ければいいとは考えていません。その地域の人の暮らしに必要なものがどれだけ提案・提供ができるか。このレベルをどれだけ高めていけるか、というのが我々の役目だと思っています。


社長より

私達は園芸を中心にして、暮らしの提案を行っています。家庭という言葉は「家」と「庭」で出来ているように、家には庭がないと心が安定しない、というのが私の持論です。庭と言っても、大きくなくていい、小さな鉢に寄せ植えをするだけでもいい。つまり、自然を取り入れるということが「庭」だと考えます。庭があることで心が落ち着いて、情緒性のある心安らぐ暮らしが出来る。家というものが、その人の人生の拠り所として整うようなお手伝いをしたい。それを言葉で伝えるのではなく、来店して頂くうちに少しずつ園芸に親しんで頂けたり、家の周りや中が整い、暮らしが自然におちついてきたと思われる様にしたいと願ってお店作りを行っております。

代表取締役 安黒 嘉宣

ナビモデルの感想

社長はとても話し上手で、最後に盛り上がった話題はサンショウウオでした(笑)。全てのお話を紹介出来なくて残念ですが……。社長がお持ちの、自然を愛し、地元を愛し、自らを育ててくれた環境に感謝する心には頭が下がるばかりです。今日はせっかくアグロに来たので、お買い物しながら、暮らしの原点に戻って自らを取り巻く環境について考え直してみようと思います!


株式会社ホームセンターアグロ 会社概要

 

■商号 株式会社ホームセンターアグロ
■所在地 【本部】〒671-1553 兵庫県揖保郡太子町老原市川原39 太子店2F TEL 079-276-5656
■ウエブサイト http://www.agro.co.jp
■資本金 3億7千4百万
■事業の目的 ホームセンターチェーンの運営、園芸用品の通信販売
■設立年月日 1981年11月21日
■代表 代表取締役 安黒 嘉宣
■従業員数 約800名
■取扱商品 園芸、インテリア用品、家電、日曜大工用品、ガーデニング用品、ペット用品等の販売