「正直に商いをする」その姿勢がお客様を魅了する 焼肉・食肉業界の飽くなき挑戦者 株式会社焼肉の牛太
「縁の下の力持ち」のプロ集団

生きる上で、切り離せない食。安全で、美味しくて、安くて……食を提供する企業として、それらをどこまで両立できるか。姫路を拠点に全国にファンを持つ牛太に、その戦術を聞いてきました。

 

対談

What's 牛太
-HIROKO

まず、設立18年で全国展開に至った経緯を教えてください。

-社長

以前、隣にあった食肉卸業者で出た肉の端材を社員食堂で使ったら、美味しいと評判になりまして、これを一般の方にも食べて頂けるようにしたのが設立のきっかけです。その10テーブルの本店に毎日行列ができましてね。では、お客様をお待たせしないように次の店舗を作りましょう、というカタチで近辺に25店舗に拡大しました。そうして次第に「私もやってみたい」というメンバーが集まり、自然に増えていった結果が、直営・フランチャイズ合わせて全国89店舗です。意図的に増やしたのではなく、お客様の要望に応えていたら店は増えていきました。

-HIROKO

ライバル店も多いですが、そうやってお客様に指示される理由は何だと思われますか?

-社長

やっぱり、素材の良さでしょうね。全国展開している他のチェーン店は、ほとんどが輸入牛肉をベースにしていますが、ウチは国産牛をベースにしています。これはおそらく、ウチが初めてではないかと思います。

松田社長


国産牛にこだわり続ける
-HIROKO

国産牛にこだわっているのに、お値段はかなりお安いですよね。

-社長

ええ、10年前から牛太の価格政策は圧倒的な支持を得ていました。カルビが680円位の時代に、380円でしたからね。勿論、当時から国産牛でお出ししていました。

-HIROKO

そうやって、低価格と高品質を保てている秘密は何ですか?

-社長

独自ルートの国産牛をメインにしています。ウチの親会社は肥育から小売まで、食肉に関する全てのラインを持っていますので、他の焼肉店とは圧倒的にバイイングパーが違うんですよ、仕入れる力が違うんです。ウチは他の焼肉店に納品する部門も持っていますから、それには絶対の自信があります。


上村さん

2008年2月入社 焼肉の牛太 福崎店 上村 さん 

私は、高校生の3年間、調理師の専門学校生の2年間、ずっと牛太でアルバイトをしていました。専門学校卒業後、就職をしたのですが辞めてしまい、再び牛太でアルバイトを始めたある日、現在は課長になられているんですが学生時代からずっとお世話になっていた店長から、「社員でやってみないか?」という言葉を頂いたんです。お肉を触るのが好きだったこともあり、そして何より、この方の下で働けるのはすごく楽しいだろうな、という確信から、二つ返事で「はい!」と返事していました(笑)
仕事のやりがいを感じるときは、お肉を触っているときです。社員になってまだ数カ月ですが、お肉を触らせてもらえているのが本当にありがたいです。かたまりで配送されてきたお肉をお客様が食べやすいようにカットするのですが、その時重要なのは、脂身の調整。まだまだ修行が足りませんが、脂の量を考えてお肉をカットすることがとりあえず楽しい(笑)ただ、一番心がけているのは、見てもきれいで食べてもおいしいものをお客様にお出しすること。当り前のことなのですが、常に強く心がけていることです。
将来的な目標はもちろん店長になることです。が、その前に、ここ福崎店を牛太全店舗の中で売上ナンバーワンにすることですね。牛太はチェーン店ですが、各店それぞれ独特のカラーを持ってお店づくりをしているので、どこのお店にも負けないよう、元気印のマネージャーとスタッフと一緒に頑張っていきたいです。

企業スタイル
企業スタイル
-HIROKO

お客様に満足して頂くために、他に取り組まれていることはありますか?

-社長

味に関しては、タレに始まりキムチに至るまで自社で作っていて、外部では調達していません。
あとは、店舗の清潔感と元気さと、おもてなしという接客の面。今は10年前と違って、素材さえよければいいという時代ではありませんから、それらがトータルで判断されます。それに加えて、お客様の安心・安全と、それに伴った正直な商いをしたい。今騒がれている食の偽装なんて、あってはならないことですからね。

-HIROKO

そのためのスタッフの育成は、どのようにされていますか?

-社長

月1回、店長会議を行いまして、会社の考え方などを教育しています。私も参加して、店長に助言もしますよ。店を運営するにあたっての留意点や、おもてなしについてなどですね。これらは月々によって変化がありますから、具体例を挙げて指導します。


株式会社焼肉の牛太
-HIROKO

そう言えばこの間、福崎店に行ったんですよ。とても活気を感じる店でした。

-社長

ああ、元気なマネージャーがいるところですね。焼肉食べると、元気がでるでしょう?

-HIROKO

ええ、ビールも進んでしまって(笑)。

-社長

そこが一番、我々の誇りなんですよ。肉は、元気が出る食べ物。例えば魚の刺身を食べて、美味しかったと思っても、元気が出たとはあまり思わないでしょう? だから、その元気さをお客様に提供していることを実感できるんです。それがこの仕事の中で、一番やりがいがあります。お客様に「美味しかったよ、元気が出たよ」って言って貰える。それには、活気がないと元気を伝えることもできません。



対談
-HIROKO

社是が「挑戦」だそうですが、どのような理由からですか?

-社長

牛太は学歴や年齢を重んじません。行動力を重視する会社です。その行動力を後押しする言葉として「挑戦」という言葉を選びました。物事をいろいろ考えるよりは、まず行動しようという発想です。

-HIROKO

つまり、スタッフの提案に対しても「では、それをやってみよう」と。

-社長

そうそう、一度はやってみる。それで出た結果に対して、次はどうしようかというスタンスです。

-HIROKO

一人一人の意見を尊重されているんですね。

-社長

ええ。現場の意見はできるだけ本部で吸い上げるようにしています。関東エリアでしゃぶしゃぶのお店を12店舗展開していますが、「焼肉」から「しゃぶしゃぶ」が派生したのも、スタッフから出た意見からなんですよ。


綱野さん

2008年4月入社 焼肉の牛太 福崎店 綱野 さん 

高校生の時、週に2回通ってたほど牛太の大ファンだったんです。焼き肉のおいしさ、リーズナブルさはもちろんですが、お店の雰囲気が元気よくとても明るかったのが一番の高印象でした。美味しい焼肉と、ここぞというタイミングでお皿を下げてくださる気遣いのいい店員さんの笑顔に、行くたびに元気をもらっていました。その時ぐらいから、私の中では将来牛太で働きたい、牛太からもらった元気を次は提供できる側になりたい―、そんな目標が芽生えてきました。就職活動のとき、同じ日に3つの会社の面接が被ってしまったのですが、何の迷いもなく牛太だけに絞って挑戦したくらい、僕の牛太愛は相当です(笑)実際入社しても、あの頃受けた印象とはまったく変わらないですね。活気のいいマネージャーを筆頭に元気いっぱいで、職場は和気あいあいとしています。

仕事のやりがいを感じるときは、やはりお客様に「ありがとう」という言葉を頂いたときですね。そのために、いくら忙しい状況でもお客様一人一人に目を配り、お客様が求められていることをつねに考えて接客するように心がけています。自分の接客で、一人でも多くの方に元気を与えられていたら嬉しいですね。入社したばかりでまだまだ周囲が見えていないこともありますが、将来的には店長を目指して日々精進していきたい。そのために、まずは、一日も早くお肉を触らせてもらえるように頑張ります!

職場の魅力

-HIROKO

他に、牛太で働く魅力はありますか?

-社長

まず、独立志向のあるスタッフについては、最短で独立できるということ。牛太は、ノウハウを隠すことはしません。味付けやタレの作り方まで全てをオープンにしていますので、やる気があれば独立の最短距離が見出せると思います。それと、やっぱり職場が安定しているということではないでしょうか。来年になったらなくなっているような会社ではありませんからね。

-HIROKO

それを断言出来るのは凄いと思います。

-社長

それはね、経営という観点から、自己資本比率も業界ではかなり高いと思っているからです。第一、自分がやっていることに対して自信がないと商いはできませんよ。

-HIROKO

この時代、明日何が起こるか分からないじゃないですか。自信は相当あるとお見受けしました。

-社長

会社とすれば、働くスタッフに生活の不安を与えないのは大事なこと。経営が安定している分、仕事に対しては厳しい面もありますがね。

職場の魅力

業界日本一を目指す絶対の自信
-HIROKO

では最後に、今後のビジョンを教えてください。

-社長

今後、焼肉・食肉に関する業種で、日本でトップになることです。5年以内にはベスト5に入ります。

-HIROKO

……明言されましたね!

-社長

ええ(笑)。売上高100億を超えれば入れると言われていますからね、大丈夫ですよ。


社長より
社長より

牛太は、正直に商いをする会社です。ノウハウは包み隠さず教えていますので、頑張る力と行動力があれば誰でも独立ができると思います。そして、我が社の一番のスタンスはコンプライアンス(法令順守)。「安全で美味しい国産牛を、最もリーズナブルな価格で提供している店」=「牛太」として名を馳せるべく、業界日本一を目指しております。

代表取締役  松田 清治

ナビモデルの感想

食の安全神話が崩壊していく中、品質も価格も落とさずに提供する。これは、消費者としてはとてもありがたいことです。その上で、その方法もオープンにするからこそ、支持者が増えていく。そんな正直な姿勢が人を魅了し、溢れる活気が人を呼ぶのでしょう。社長が明言した業界ベスト5入りをしている5年後には、日本に留まらない活躍をしているのかもしれませんね。


株式会社焼肉の牛太 会社概要

 

■商号 株式会社 焼肉の牛太
■所在地

〒670-0826 兵庫県姫路市楠町113番地

TEL.079-221-5129 FAX.079-281-1520

■ウエブサイト http://www.gyuta.co.jp/
■事業の目的 焼肉・しゃぶしゃぶ店等の経営およびFC店システムによる本部運営
■事業所 本社・カットセンター/全国に85店舗(直営50店舗・FC35店舗)※8月末現在
■設立年月日 1988年11月8日
■代表 代表取締役社長 松田 清治
■従業員数 700名(パート・アルバイト含む)