世界レベルの技術で、各国の安産な発展に寄与する。世界最先端の検査技術の先駆者 高菱検査サービス株式会社
社会のインフラを守る技術が、世界中の発展を支えている。

世界の基盤は電気があってこそ、という昨今。それを生む発電用機械の安全を保つことが、課せられた使命──。人知れず重責を担うその技術は、五大陸で必要とされ続けています。

 

対談

What's 高菱検査サービス
-SACHI

こちらの会社は、どんな仕事をされていますか?

-社長

蒸気タービンやガスタービンといった、三菱重工高砂製作所が造っている発電用の機械の非破壊検査をしています。皆さんも定期的に健康診断に行かれるかと思いますが、それと同じようにエックス線や超音波などを使って、機械も定期的に検査をする必要があるんです。

-SACHI

検査って難しそうなイメージがありますが……。

-社長

いえ、そう難しくはないんですよ。それに、学校では普通、我々の検査技術は教えていないんです。ですから、そういった技術はこの会社に入ってから学ぶことになります。最近は、文系出身の人や女性も検査員になっていますよ。

廣田社長

-SACHI

ということは、特別な知識や経験がなくても大丈夫なんですね。検査には資格が必要なんですか?

-社長

はい。検査の資格を取る勉強をすれば、入社後大体1年ぐらいで取れます。ウチの会社のいいところは、資格を取ったらその分、資格手当が出るんですよ。ですから、資格を沢山取って頑張れば、給料も増えていくんです。


資格取得で給料UP!
-SACHI

頑張った分を認めて貰えるのは嬉しいです。検査は1人で行うんですか?

-社長

1人でやるのもありますけども、数人と連携してやるのもあります。海外に行く場合は、自分で検査する場合もありますが、現地の方の指導をするのがメインなんですよ。


高菱検査サービス株式会社 全景
企業スタイル
企業スタイル
-SACHI

海外にも行くことがあるんですね。

-社長

ええ、三菱重工高砂製作所の発電用の機械は、国内だけでなく世界各国に輸出されていますから、定期的な検査の時には現地に行くことが多いんです。入社数年ぐらいで、そういった機会がかなりあります。専門用語がほとんどなので、片言の英語が喋れたら大体通じるんですよ。海外には1人で行く場合が多いですから、自分の力を試すには非常にうってつけですね。それに当然、向こうは異文化ですからね、アフターファイブも含めて、異文化との交流といった楽しみもありますよ。

-SACHI

海外出張ついでに、観光できたら……って考えてしまうんですが(笑)。

-社長

海外でも土日なんかは仕事が休みのところが多いですから、要領のいい人は事前に計画してますよ。僕も海外に行く時は調べてますし。それがないと面白くないですよね。


-SACHI

海外出張は長期ですか?

-社長

いえ、大体1週間とか2週間とか。指導に行くだけなんで、長くても1ヶ月もいないです。1ヶ月や3ヶ月もいたら飽きますよね。1年2年もいたらイヤになりますよ(笑)。本人のやる気があれば、チャンスはどんどん増えていくと思います。

異文化との交流

坂本さん

2008年4月入社  坂本 英美子さん

高菱検査サービス初の女性現場社員
検査部 検査課 技術班所属の坂本です。
実は、大学では生物学を学んでました。この仕事とは全く関係ないですね(笑)
どちらかというと、デスクワークよりも自分で動いたり体を使う仕事をしたいと思っていたのと、セミナーで色んな会社を見てまわったなかで、一番雰囲気が良いなと感じたので志望しました。
入社して、今は現場作業をしています。女性で現場作業というと「え?」って思われるかもしれないですが、やってみるとこれがけっこう面白いんですよ(笑)
一つ一つの部品は小さいんですが、組み立てるとすごい大きな物になるんでびっくりしたこともありましたね。
先輩方も丁寧に教えてもらえるし、男女の差別なくまかせてもらえたりするんで、やりがいもあって楽しいですね。
これからの目標は、非破壊検査等の色々な資格をとって早く一人前になるということと、
私を含めて今年入社した女性現場社員は3人ですが、将来的には高菱検査サービス史上初の女性だけの班をつくることですね、もちろん私が班長で(笑)



職場の魅力

-SACHI

仕事中の会社の雰囲気を教えてください。

-社長

同じような沢山の部品を複数の人数で検査しながら進めるんですが、検査する場合は必ず1人で判定するので、当然それに集中しなきゃいけない。各個人が黙々と検査するわけです。

-SACHI

じゃあ、集中力がかなり必要になってきますね。

-社長

ええ、集中力は非常に大事です。話しながらやると絶対に正確な検査ができませんからね。というのも、タービンは非常に高速で回転する温度の高い機械なので、長い期間使っていると小さな傷から亀裂がはいって壊れてしまうんです。ですから、その小さな傷を見付けないといけない。安全に発電できるからこそ、皆さんの一般家庭にも電気を供給できるわけですから、もしその傷を見付けられないと、そのまま壊れて大きな損害になりますよね。我々には社会的責任もあるんです。検査というのは目立たないですけど、そういう意味では社会の基盤を我々が支えていると思います。

-SACHI

となると、1人で没頭する作業が好きな人には向いてるんでしょうか?

-社長

それはそうでしょうね。1つのものを判定するには、集中してやらなくちゃダメですから。モチロンそれが終わったら、「あれはどうだった」って話はできます。職場は20~30代がかなり多くて、30前後の人が主流ですかね。休憩時間になったら休憩場所に集まって、ワイワイガヤガヤ喋ってますよ。そうやって気分転換を上手にやっているようです。

職場の魅力

メリハリのきいた職場
-SACHI

お休みについて、教えてください。

-社長

モチロン、週休2日できちんと休みはあります。ただ、この仕事は季節によって差があります。比較的電気を使わない春や秋に発電所を止めて機械を検査しますから、春や秋には非常に忙しいんです。だから5月の連休は休みがなかなか取れないですけど、その代わりに電気を沢山使う夏場は仕事がパタッとなくなるので、その時に長期休暇を取ってリフレッシュする。そういう意味ではまとめて休みが取りやすいんじゃないかな。会社の夏休み自体が5〜6日ほどありますから、それに有給休暇を足して1週間から10日ぐらい旅行に行く人はいますね。それはメリハリがついて、結構いいんじゃないかなと思いますよ。

-SACHI

最後に、この仕事に必要なものは何でしょうか?

-社長

技術面よりも、真面目なこと・真面目でコツコツとやれること・やる気があること。「継続は力なり」は、やっぱり大事だと思いますね。それと、その人のマインド……心ですよね。頭がいいとかそういうことではなくて、ものの考え方や取り組む姿勢や、その気になってやるかやらないか。そういうところも大事だと思います。


社長より

技術や経験・性別を問わずに誰でも活躍できる場を提供できるということころが、ウチの大きな特徴ではないでしょうか。我々がプロとして検査した機械がきちんと動くことで、世界を支えている。そこがこの仕事の醍醐味じゃないかなと思います。  機械の検査も人間の検査と同じで、機械の健康・安全を保つためには絶対必要な技術です。従って、この非破壊検査がなくなることはありません。世界に通用する検査のプロになって、発電用機械の安全を守り、社会の基盤を共に支えていこうではありませんか。

取締役社長  廣田 彰

ナビモデルの感想

こうやって、見えない所で重い責任を抱えている人達がいるからこそ、私達の「当たり前」が成り立っている……今回の取材では、それを強く思い知らされた気がします。
 誰もが同じスタートラインから世界レベルの技術を習得するチャンスがあり、その努力をきちんと評価してくれるスタンスは、大きな魅力ですよね。業務そのものの経験に加え、人生の価値観を変える体験までもが得られるなど、人生を謳歌できるエッセンスが多く含まれた職業だと感じました。


高菱検査サービス株式会社 会社概要

 

■商号 高菱検査サービス株式会社 (三菱重工グループ)
■所在地 〒676-0008 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目8番25号 TEL.079-442-2281
■ウエブサイト http://www.kisco-ndt.co.jp/
■資本金 2千万
■事業の目的 ガスタービン,蒸気タービン,発電プラントの非破壊検査、組織試験
非破壊検査における検査技術の開発
定期点検取り纏め
■設立年月日 1987年4月1日
■代表 取締役社長 廣田 彰
■従業員数 約140名