グループ各社がサービス業においての様々な事業を展開し、その専門性、独自性によるシナジー効果を発揮している神姫バスグループ。
様々な事業展開の理由は社員全体による取り組みにあり。その内容を取材してきました。

-NORIKO
神姫バスさんといえば、旅行とバスの運転というイメージがあるのですが、
他にはどんな事業をされておられるのですか?
-課長
「路線バスの運行」と「旅行業」というイメージが一番大きいと思われるでしょうが、当社では他にも不動産事業、遊技場事業、CD・DVDレンタル事業を行っています。さらに神姫バスグループ全21社で、自動車整備や飲食業、広告、清掃など、その事業は幅広く展開しており、「輸送サービス事業」「自動車関連サービス事業」「生活サービス事業」の大きく3つに分類することが出来ます。
-NORIKO
思っていた以上に、様々な事業を展開されておられるんですね。
大きく共通しているのは「サービス事業」であるという事です。例えば神姫バスグループのお客様の生活には不動産業や飲食業などの「生活サービス事業」が関わっています。これら一つひとつのサービス拠点を繋ぐのが、路線バスやタクシーなどの「輸送サービス事業」、そして輸送サービス事業を「自動車関連サービス事業」である自動車整備業が支えているという一連の流れが出来ています。これが経営において大きなシナジー(相乗効果)となって神姫バスグループ全体の収益につながっています。


一見、バラバラの事業でも、全ては繋がってるという事ですね。 経営のシナジー(相乗効果)に重点を置かれる理由はあるのですか?
理由はあります。それは弊社の「地域共栄・未来創成」という企業理念です。
ほとんどのグループ会社が姫路を中心とし兵庫県内に事業の拠点を置いており、各社がシナジー(相乗効果)に重視することは、つまり地域と共に成長していく姿を意味することであると考えています。社員にも県内出身者が多く、自分たちの仕事によって地域が発展していくという「大きなやりがい」を感じていると言えます。もうひとつ、地域に密着している会社ということで社員にとっても県外へ転勤がなく、ご家族も含め安心して仕事に取り組めるというメリットもありますしね。


御社の今後のビジョンを教えてください。
-課長
「誠実さ」と「スピード」をキーワードに、コーポレートガバナンス(企業統治)により企業価値を向上していくというのが、現在の神姫グループ全体のビジョンです。
-NORIKO
う~ん、なんだか難しそうですね。
-課長
いえいえ、難しくはないんですよ。企業としてお客様の信頼を得ていくためには、まず社員一人ひとりが「誠実」にお客様と接していくこと。そして「スピーディ」に対応していくことが基本です。でも社員によって価値観も異なりますよね。そのために私たちは、より具体的な「社会的責任に対する行動規範」を定めることで、全社員が共通の認識を持ち合わせて社員の質と企業価値の向上に取り組んでいくという事なんです。
-NORIKO
会社としてそういう取り組みに対する制度があるのですか?
はい。その全社員の共通の認識として定められた行動規範というのが、「企業行動憲章」です。これは「コンプライアンス」、「安全管理」、「CS(顧客満足)」、「地域環境・福祉」など複数のテーマで構成されています。テーマごとには委員会が設置され、PDCA(Plan=計画、Do=実行、Check=点検、Act=処置)形式の下に意見交換や情報公開を行っています。また、社員の提案が直接反映される「業務改善提案制度」もあります。


-NORIKO
会社全体の価値が上がると、どういう効果があるのですか?まず、1つめは社員一人ひとりが意識を高めて、お客様に誠実なサービスを提供出来るようになれば、お客様満足度がアップしますね。2つめは、スピーディな対応に向けて会社や社員が研究、努力を重ね、成長していくことで、さらに快適で安全なサービスの提供を成し得ます。つまり、お客様に対して常に「満足していただける新しいサービス」を提供し続けていけるのではないでしょうか。

2007年4月入社 人事課 三浦 陽介さん
私は就職活動の基準の1つとして多くの「人」、「もの」に出会える仕事に就きたいと思い、物流関係の会社を中心に行ってきました。しかし、就職活動をするにつれ、地元兵庫で働きたい思いが強くなり、入社しました。
私は淡路島出身で神戸に行く際は高速バスをよく利用しておりました。私が乗車する区間は多数のバス会社が運行しており、その中でも最もサービス、接客が良かったのも動機の1つです。
また、まだまだ経験が浅いので日々学ぶことが多く、成長するために社内、社外、業界関係なく積極的に集まりや地元のイベントには参加しております。
人事の仕事は覚えなければならないことが多いです。今後の目標は知識の構築です。早く信頼されるような存在になりたいですね。
-NORIKO
社員の方が「こういうビジネスをやってみたら面白いのでは」と思いついた場合、実現できる環境はありますか?-課長
いくらでもありますよ(笑)。役職や職種に関係なく、社員が誰でも提案できる「新規事業提案制度」というのを設けておりまして、「こんな事業がやりたい」という提案をしてもらい、「事業化出来る」と判断された場合は、事業化を進めていくという流れになっています。本当に誰でもOK(笑)。 例えば「コスモチャイルド」という保育所や、清掃業を行う「神姫環境サービス」という会社も社員の提案が事業化されました。
-NORIKO
社員の方の意見もしっかり反映されてるんですね。大きな会社ですので、正直、融通の利かないガチガチの会社なんだと思ってました(笑)-課長
ははは、そんなことありませんよ。社内は本当に結構色々な意見が飛び交う、風通しの良い雰囲気ですね。様々な職種や事業部門が一緒になって業務を行っていますから、色んな情報を得ることが出来て、若い社員も皆とても前向きで建設的に仕事に取り組んでいます。たくさんのチャンスに恵まれている環境だと思います。あと、イメージでいうとバス会社って男性ばかりのようなイメージを持たれてしまいがちですが、弊社では実は事務職はもちろん、運転士にも女性が多く活躍しています。女性ならではの感性は会社にとって大きな力になっています。


-NORIKO
それもイメージとは違いましたね。
-課長
ですよね。男女問わず、1人の人材として業務を行ってもらいたいと考えてますので、こちらも、社員との意見交換を図った上で、男女問わず仕事と家庭を両立できるような制度を設けています。
お客様に「安心」と「快適」をお届けするというのが「当社のモットー」なんですが、まずは、自分たちが会社に「安心」を感じることが出来、「快適」に仕事が出来ないと
お客様に提供出来るわけがないですよね。それは会社任せだけであれば、絶対に出来ないこと。だから社員一人ひとりが自分で考え、会社と共に更に「良い環境」を作り上げていこうという考えで取り組んでいます。

私達の仕事はサービス事業を通じてお客様の様々なニーズを体感することができます。
多岐にわたる事業を展開している為、様々な角度から物事を考えなければならない苦労もありますが、逆にそれが面白さにつながり自分の成長が実感できています。
総務部 人事課長 井村 在宏

| ■商号 | 神姫バス株式会社 |
|---|---|
| ■所在地 | 【本社】 〒670-0913 兵庫県姫路市西駅前町1番地 TEL.079-223-1241(代表) |
| ■ウエブサイト | http://www.shinkibus.co.jp/ |
| ■資本金 | 31億4千万円 |
| ■設立年月日 | 昭和2年8月8日 |
| ■代表 | 取締役社長 上杉雅彦 |
| ■従業員数 | 1,446名 |
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